FXが2国の通貨の相互トレードであるということはすでに説明しました。
ということは、当該通貨の値上がり・値下がりいずれの局面においても、「買い」と「売り」の注文をうまく使えば利益を出せるということです。
しかし「売りで利益を出す」という表現は、少々理解しにくいかなと思います。
先物取引や投資に興味のある方でないと、すぐにピンとはこないでしょう。
例えば、質屋Aに100円で預けたものと全く同じものを、質屋Bで95円で買ってきた…と考えればいいでしょうか。
最初と同じものを持っているにも関わらず、質屋Bでものを買った時点で5円の利益を出しています。
FXは「売り」「買い」問わず、利益を出していける取引だということはわかっていただけたと思います。
FX取引では、オーダーしたあとに決済せず、その状態を維持している注文のことをポジションといいます。(日本語では建玉)
例えば、1万米ドルを買って(売らずに)保持している状態であれば、「1万米ドルのポジションを持っている(建てている)」ということです。
ポジションを持った時点での価格を基準に、日々、相場の値動きを見て一喜一憂することになるのですが、勘違いしてはいけないのは、ポジションを持っている時点での利益は見かけの利益でしかないということ。
反対売買を必ず実行しないと、ぬか喜びに終わることもあるので注意してください。
実際のトレードにおいて、このポジションをどう作り、どう管理していくかが損益を決める大きなカギとなります。
私のオススメするVTトレーダーでは、煩雑になりやすい取引状況を、一目で確認できるので安心です。
通貨の「新規注文」や「決済注文」のことを、それぞれ「ポジションメイク」、「ポジションクローズ」と言ったりもします。
また、買いポジションを持つことを「ロング」、売りポジションを持つことを「ショート」といったりします。
ポジションを立てるにしても、FX取扱会社の口座にお金を預けていなければ始まりません。
そのお金のことを証拠金(保証金)といいます。
この用語はもともと商品先物取引で使われてきたもので、先物取引だけでなくFXの世界でも、「取引によって損益を出しても、私はこれだけお金を持っています」ということを明示する必要があるのです。
つまり担保として預けた金額の範囲内で取引ができるという仕組みです。
必要な最低証拠金(一般的には1万通貨単位のポジションを持つ為の保証金)はFX会社により違いはありますが、通常数万円から設定されています。
取引で利益や損益がでた場合はそれぞれ、FX会社に預けている証拠金に対してプラス、マイナスされるという仕組み(差金決済方式)といいます。
証拠金に関する用語は以下の通りです。
証拠金はオプションを立てる意味でも維持する意味でも重要ですから、余裕をもって預けておきたいものです。