システムトレードと自動売買、実は異なる言葉の定義がありました。
混同して使われがちですから、ここで一度整理しておくことにしましょう。
どちらも単語の持つ意味合いで判断すると似通っているため、混乱するかもしれませんね。
正式なFX用語という教科書や規定があるわけではありませんからね。
web上のブログ、書籍によって使い方が分かれているというのが実状ということです。
システムトレードは自らの感覚に頼らない取引です。
利益も損益もどちらの可能性もあるのが相場。数パーセントでもトータルでプラスにするために、どのタイミングで売買をすればいいのかを、過去の値動きから抽出したルールに従う。極めて理論的な投資手段という意味なのです。
では自動売買ツールとなると・・・、システムトレードを行うツールという意味合いになります。こうなってくるともう同じ意味といっても問題無いとは思うのですが、使い分けが出来てないところがありましたら、笑って読み過ごしくださいませ。
自動売買ツールの利点は、放置していても勝手に取引をしてくれる、この点に尽きると思います。FXの相場は24時間動き続けていますから。私のような年配の人間は、夜中の取引などとても付き合いきれるものではありません。
もちろん、経済知識が浅い人であっても、かなり的確な相場判断で取引できるということも利点です。ただ、忘れてはいけないのが、相場は想像を超えた値動きをするということ。過去の値動きだけで判断できるほど、浅い世界ではありませんよ。
人間の経験、知識量によって取引が有利になるのであれば、当然パソコンにデータを蓄積したほうが有利と思われるでしょう。
しかし、相場の世界には相場眼という事があります。実は、大きなお金の動きというのは、些細な人間の感情によっても大きく左右されてしまうことがあるのです。
コンピュータは永遠に心を持つことはできません。人間の繊細な不安や驚喜によって動く幅には対応していないということを肝に銘じておきましょう。
では、システムトレードで自動売買することはできないのか?
安心して下さい。可能です。
システムトレードを実際の取引に利用するためのプログラムがシステムトレードツールであり、現在はVTトレーダーを筆頭に多くのプログラムがリリースされています。一般投資家にもそれを使って売買が出来るようになりました。
そのアプリケーションにおける機能の一つとして「自動売買する」ことが可能となってます。
注意してほしいのは、今ではほとんどのFX取扱会社がサービスとして提供してくれているシストレツールですが、すべてのシストレツールに自動売買機能が搭載されているわけではないということです。
変な話、同じシストレツールであるメタトレーダー4というツールを提供していても、会社によって、自動売買機能を標準装備しているところとそうでないところがあります。
このあたりは各社の考え方の違いでしょうね。でも、できるなら、この自動売買機能はあったほうがいいと思います。個人的な考えですけれど。
ということで、自分が選んだのはCMS社のVTトレーダーです。10種類の自動売買ロジックを標準装備していて、時間のない時やどうしても席を外さなければならない日などに重宝しています。